2008年04月29日
宇宙捕鯨船バッカス
[
小説 評価★★★★☆]
中島望
ハルキ・ノベルス
全3巻
3巻のサブタイトル【
ベテルギウス決死圏】に惹かれて、1巻から読みました。
人類が、異星人の移民を受け入れ、彼らから宇宙を航行する技術を手に入れていた、今より未来の話。
宇宙くじらの捕獲で生計を立てている〔バッカス号〕の新入りクルーとなった、沖田正午の体験。
実在する恒星の使い方が、いいですね〜
1巻では〈デネブ〉、3巻では〈ベテルギウス〉でした。
3巻の〈ベテルギウス〉を舞台にした宇宙海賊との戦いは、迫力があって良かったです。
ところで、作者も気にしていましたが、〈ベテルギウス〉って、まだありますよね?
超新星爆発していないですよね?
個性的なアンドロイド達、脅威に満ちた宇宙生物達なども、SF好きにはたまらないです。
独特な比喩表現も面白く読めます。
高虎の前に転がった酔っ払いを
<ネタバレ開始>
『白熊の前のアザラシみたいに』と例えていて、その高虎が
白熊の格好をしていたところには、笑えました。(1巻)
<ネタバレ終了>
ラストシーンは、1巻の旅立ちのシーンと上手く繋がっていて、
スッキリした終わり方で見事でした。
まあ、不満だったのは、高虎の奥さんとの馴れ初めですね…
どうでもいいけど、私は、太陽の約2倍の表面温度で、約70倍(※)の大きさ、
そして約3万倍(※)もの光を放っている、冬の夜空に青白く輝く恒星が、
一番好きです。
この恒星を舞台にした話はないかな〜
※ 資料によって、多少の違いがあります。
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投稿者 nasake : 2008年04月29日 20:47
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