星の海でトーク: タザリア王国物語 2巻

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2006年12月26日

タザリア王国物語 2巻

[小説 電撃文庫] [小説 評価★★★★★]

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スズキヒサシ
電撃文庫

ジグリットが、王への道を歩み始める話。
キャラクターの性格や立場をうまく使った、ストーリー展開が見事でした。

以下、多少のネタバレをふくみますので、ご注意を。


フツが、ジグリットのことを『だってそいつ、皇子じゃないだろうが』と言い始めた時には、ハラハラしましたが、
うまく切り抜けられるように話をもっていったなあ…と、感心しました。

真実を言い当てているのに、厳刑を受けてしまうフツ。
とても気の毒でしたが、彼の行動は、ファン・ダルタの考えを裏付ける効果もあって面白かったです。
フツが、クレイトス亡き後、ジグリットに対してどういう態度をとっていくのか、とても気になります。

ジグリット
ジリス砦での活躍が、よかったです。
ファン・ダルタを助けたり、小姓の姉弟を助けたり、すっかり皇子の貫禄がありました。
<ネタバレ開始>
彼を皇子だと知って、ひざまずく料理夫の前で、
『ここで起こったどんな些細な事柄も、ぼくは父に報告するだろう。 思い当たることのある者は覚悟しておけ』
と言うジグリット。
<ネタバレ終了>
こういう【水戸黄門】のような展開も、かなり好きですね〜

クレイトスの決意
「実の子を見間違える」のは不自然だな… と思っていたのですが、そういうことでしたか〜
<ネタバレ開始>
皇子がジグリットだという事を知りながらも、彼に遺言を伝えるクレイトス。
“王家の血筋”よりも、ジグリットの人柄を選んだ彼に、拍手でした。
<ネタバレ終了>

アンブロシアーナとナターシ
育ちも性格も全然違う、2人の友情が良かったです。
ジグリットが原因で、友情が壊れないことを願います。

リネア
『上流階級とリネア、敵にするならどっちが怖いかってね』と、ジグリットに言われるほどですが、
いずれ“ラスボス”になるのでしょうか?

上流階級との戦い
まるで“マフィアの抗争”みたいでした…


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投稿者 nasake : 2006年12月26日 06:21

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