2006年10月21日
空ノ鐘の響く惑星で 12
[
小説 電撃文庫]
[
小説 評価★★★★★]
渡瀬草一郎
電撃文庫
来訪者の世界・地球に行くために、ソリダーテ大陸を犠牲にしようとするメビウスと、それを阻止しようとする主人公達の戦い。
そして、最終巻恒例(?)の後日談でした。
今月完結してしまった、気に入っている小説の2つ目がこの作品。
多少の不満はありましたが、全体としては本の分厚さを感じさせない面白さでした。
ソリダーテ大陸で生きていくことを選んだ来訪者達の、新たな人生に乾杯です!
最終巻は、何といってもパンプキンですね〜
『我が名はパンプキン。死者を迎える灯火にして、闇夜に踊る殺戮の道化師なり。』
ソリダーテ大陸を守ることを決意したパンプキンのセリフは、やたらかっこ良かったです。
ウルクと、ラトロア政治家達との交渉
不満だったのは、ここですね。
<ネタバレ開始>
ウルクにはもっと活躍して欲しかったですし、逆にフェリオにはあまり活躍して欲しくなかったです。
やはり、この交渉の席は“ウルクの戦場”だと思うので。
バニッシュ
可哀想な最期でした。 メビウス許すまじ!
シアの能力
カトルが最期に託した願いをかなえた、シアの能力。(“輝く眼”ではなかったですね)
最終巻の最後の方でその能力を使うという、タイミングが上手いですね〜
ユーディエの眼も治って、メデタシメデタシでした。
シズヤ、エイミー、他
屍の薬がなければ生きていけない彼女達。
そんな彼女達にも生き残れる道が用意してあったのが、この作品らしいところですね。
まあ、ラスボスのメビウスはともかく、彼女たちは生き延びそうな気がしていましたが…
<ネタバレ終了>
フェリオ・ウルク・リセリナの関係
そんなのありかよ〜!! 前代未聞(だと思う)の結末に、笑ってしまいました…
数回にわたるパンプキンとフェリオの問答は、この結末のための伏線だったのですね。
<ネタバレ開始>
シアとパンプキンの再会
17歳に成長したシアの前に現れ、去っていった謎の紳士。
彼がパンプキンだったことをシアが知る場面が、ラストシーンにも繋がっていて感動的でした。
<ネタバレ終了>
イラストも、雰囲気が出ていて良かったです。
全12巻、飽きることなく楽しめました。
渡瀬草一郎さん、岩崎美奈子さん、本当にお疲れさまでした。 (って、本人が見ることはないでしょうが…)
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投稿者 nasake : 2006年10月21日 20:39
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Avaさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
>ウルク・リセリナの関係はもしかしたらそうなるかなぁと思ってました
Avaさんは、予想していましたか…
私は、完全に予想外で意表を突かれました。
でも、不思議と不満はありませんでした。
ウルクとリセリナの関係が悪くならずに、丸くおさまったからでしょうか。
“王族ならでは”の結末ですね。
次回作も楽しみですが、私としては【パラサイトムーン】の続きを読みたいです…
でも、【陰陽の京】の続きになるのかな、と予想しています。
どうでもいいのですが、【陰陽の京】は2巻からイラストが変わっていますね。
1巻のイラストはかなりとっつきにくかったのですが、2巻以降のはけっこう好きです。
投稿者 nasake : 2006年10月24日 06:35
こんばんわ。
お久しぶりです。
私も空鐘の12巻読みましたよ〜
ウルク・リセリナの関係はもしかしたらそうなるかなぁと思ってました。
なんせ王弟ですしね。
でもまぁこれはこれでよかったかな、と。
渡瀬さんの次回作も楽しみですね。
では
投稿者 Ava : 2006年10月23日 23:07
コメントがあれば、お願いします