2006年01月28日
太陽の簒奪者
[
小説 ハヤカワ文庫]
[
小説 評価★★★★★]
野尻抱介
ハヤカワ文庫(JA)
水星近くに巨大なリング状の物体が作られ、地球への日照を減らしてしまう。
しかも、それは「グレーザー砲」を装備していて、容易には近づくことができない。
リング出現当時、高校の天文部員だった白石亜紀が、半生をかけて
未知のリング建築者との、平和的コンタクトを求めていく話。
宇宙SFの傑作ですね〜
とても面白かったです。
この作品では、異星人側の状況が一切描かれていません。
そして、これがこの作品の面白さを決定付けている理由だと思います。
人類から見れば、迷惑で何を考えているのか分からない、まったく未知の存在。
「はたして、彼らと平和的コンタクトができるのだろうか?」と、登場人物たちと同じ目線に立って
楽しむことができました。
亜紀の異星人への思いにも、とても共感できました。
SFマガジン掲載版は、星雲賞国内短編部門受賞作品。
どうでもいいけど、亜紀が登場するのが2006年だったり、通勤に、私にとって身近でローカルな場所を利用していたりという、
偶然に、少し驚きました…
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投稿者 nasake : 2006年01月28日 23:46
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