2005年07月19日
星界の戦旗 4巻
[
小説 ハヤカワ文庫]
[
小説 評価★★★★☆]
4巻 −軋む時空−
森岡浩之
早川文庫
今回は、「ハニア連邦」を支配下に置いたほうがよいか、
敵に回したほうがよいか…を巡って、かんかんがくがくの話でした。
全人類を支配しようとする種族・アーヴと、他の人類勢力との闘いを描いた
宇宙戦記シリーズ。
前シリーズの【星界の紋章】は、第28回ネビュラ賞受賞作。
たいてい、「全人類を支配しようとする」のは悪役の定番ですが、
このシリーズでは、主人公側で、理想の社会体制を築いているところが、
変わっていて好きです。
(「たとえ皇族あっても、部下は部下」という考えが徹底しているところなど)
生まれも育ちも全然違う種族が、お互いの考えを(生活習慣の違いを交えて)
分かりやすく説明しているところや、ジョークの効いた会話も面白いです。
カタカナふりがなの付いた漢字が多いのが、少し気になりますが…
キャラクターでは、アトスリュアが気にっています。
「敬礼の禁止」「料理で遊ぶのは禁止」などの変わった規則を作ったり、
あまり軍人らしくない言葉使いに好感が持てます。
とても、あの男爵(【星界の紋章】で登場)の妹とは思えない…
コトポニー(彼女もいいですが)と対照的で面白いです。
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投稿者 nasake : 2005年07月19日 06:20
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